2022年12月16日、連合はカスタマーハラスメントに関する調査の結果を公表している。
調査結果の概要は次の通りです(連合資料より)
≪カスタマー・ハラスメントの実態について≫
直近3年間で自身が受けたことのあるカスタマー・ハラスメント
・「暴言」55.3%
・「説教など、権威的な態度」46.7%
「カスタマー・ハラスメントを受けたことで、生活上に変化があった」76.4%
(生活上で生じた変化)
1位「出勤が憂鬱になった」
2位「心身に不調をきたした」
「仕事をやめた・変えた」人では、勤務先のカスタマー・ハラスメント対策状況で大きな差 「カスタマー・ハラスメントへの対応に関する研修」の対策が「取られている」は8.5%、 「取られていない」は67.6%
≪カスタマー・ハラスメントの状況の変化について≫
直近5年間でのカスタマー・ハラスメント、「発生件数が増えた」36.9%
増加理由の1位は「格差、コロナ禍など社会の閉塞感などによるストレス」
≪カスタマー・ハラスメント対策について≫
職場でのカスタマー・ハラスメント対策の状況 職場で取られている最も多い対策は、「相談窓口設置、相談・通報の受付」31.6%
従業員規模の大きい職場・労働組合がある職場ほど、対策が取られている割合が高い
(カスタマー・ハラスメント対策として、対策を取る必要性を感じるもの)
1位「カスタマー・ハラスメント発生時のサポート体制」
2位「被害者へのケア」(p.20)
リンク: https://www.jtuc-rengo.or.jp/info/chousa/data/20221216.pdf